宗祖隠元禅師350年大遠忌法要
宗祖隠元禅師350年大遠忌法要が、コロナ禍に配慮した上で山内僧侶により厳粛に執り行われました。
この模様はLIVE配信で配信されています。一昔前では想像できませんでしたが、誠にありがたいことです。
終了後、第62代近藤博道猊下より謝辞がありました。
宗祖隠元禅師への『報恩』についてお話をされています。
宗祖隠元禅師は『報恩』とは悟りを開くことだとおっしゃっています。
宗門に関わってこられた全ての方々へ報恩の悟りを開いていかねばならないと説かれます。
そして迷いや執着が消滅し、慈悲・智慧が生み出され、その心が多くの人々を救うと近藤猊下は述べられています。
この度天皇陛下より下賜された諡号『厳統』の大師号は、隠元禅師の法燈を受け継ぐ我々にとって『報恩』の一義を示されたように思います。
布教師会事務局記 拝
報恩授戒会
黄檗宗宗祖が350年前、日本にきて初めに行ったのが「授戒会」です。
授戒会とは、「すべての者が本来有している仏心」に気づくための会なのです。
授戒会では、七つの儀式(法式)の試練があり、最後に度牒法式といって、戒牒(戒名)を授かります。